ブログ「私の古文書学習法」保管箱 2023
「出版界のYouTube」だと思った
「パブファンセルフ」https://pubfun.jp/self/
令和5(2023)年11月8日
久しぶりに更新します。
私は、「SOHO吉田屋」として古文書を読むことを仕事としておりますが、その傍ら、「八丈島の古文書を読む会」という数名のグループに加入させていただき、八丈島の旧家に遺されている古文書を読む活動をしております。
活動の成果を「八丈島の古文書集」として自費出版し、この10年で第3集まで刊行することができました。
ここでは、第3集で試してみた出版方法を紹介します。
今の時代、SNSで誰でも映像配信が可能ですが、出版の世界にも「出版界のYouTube」とでもいうべきサービスがありました。
「パブファンセルフ」というサービスです。
https://pubfun.jp/self/
通常の自費出版は、いわば「個人で出版社を経営する」というもので、印刷代の工面から販売まで全て自前で行わなければならないという心労が伴います。が、このサービスは、「作家に専念できる」という安堵感があります。
少し不満なことを1点だけ。本の仕様が「ペーパーバックス」タイプであることです。新刊本の、紙の質感やインクの匂いにこだわりを持つ人には残念に感じられるかもしれませんので、念のため。